フルリフォームのその後は・・・
北九州市戸畑区でフルリフォームを行ったH様邸。
完成お引渡しから約1年が経ち、久々にお邪魔させていただきました。
お宅に上がっての第一印象が「お部屋がシンプルに片付いてる・・・物が少ないのか?!
以前住まわれていた社宅からお引越しされて、物がいろいろと増えているはずなのにナゼ?」
「収納家具などはほとんど購入していません。ウォークインクローゼットや
食器収納などは何をどのくらい収納するか設計時から考えてもらって作っていますからね。」とご主人。
なおかつ生活に”必要でない物は手に入れない”というシンプルマインドがこの空間を生んでいるようです。
私が個人的にいいな!と感じたのはゆったりと広くとられたキッチンです。
週末はご主人が料理担当だそうで(実は私もですw)、
「作業スペースが広いので、ちょっとこの料理は脇に置いといて別の料理に取りかかろう。
というのが出来るので使い勝手がいいんですよ。」との事。(・・・うらやましい!)
あと便利なのが、奥にある奥様の家事室とその隣にあるご主人の書斎だそうです。
ともに2畳程度の広さなのですが、ちょっとした作業をするのに大活躍だそうで、
ご主人の書斎は在宅リモートワークだけでなく、娘さんのリモート授業にも便利だったそうです。
たしかにウェブカメラに映るバックがキッチンだったら、ちょっとはずかしいですね。
子供にとって好きなオモチャを”散らかして、片付けて”が大事ですよね。
完成時には手を付けていなかったお庭ですが、少しづつ手を入れられているそう。
夏には芝の上に子供たちのプールを置いての水遊びが最高だったそうで、
手前のデッキでは毎日の洗濯干しはもちろん、テントを置いてキャンプもやられたそうです。
お伺いした日はあいにく天気が曇りだったのですが、快晴だと青い空の下、
皿倉山、北九州市立美術館が眼前に見え、最高の景色なのです!
さて、ここでH様邸の表玄関の写真です。(上がリフォーム前、下がリフォーム後です)
このお宅はH様のおじい様が建てられた家なのですが、立派な木戸門だけでなく、
お庭もしっかりと石や植栽に凝られていました。ただし、駐車場が無かったのです・・・。
さすがにそれでは・・・という事で泣く泣く解体し、駐車スペースを確保。
おかげで3台は余裕で停めれるそうです。
古い物を残す事も大切かもしれませんが、生活が豊かに、便利になるなら
こうやって時代に合わせて変化することも大事ではないでしょうか。
このH様邸、敷地面積は100坪オーバー、家屋床面積は40坪弱(平屋建!)と立派なお宅です。
それをフルリノベーションでH様ご家族の生活に合った環境に造り変える。
ご主人曰く「自分たちの生活に合うよう後から変えていってもいいんじゃないかな、と思っています。」との事。
きっとおじい様もお喜びだと思いますよ!
by Takeshi Matsubara