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大分の終の住処

大分県大分市

築100年を超える古民家。クライアントのSさんが生まれ育った実家であり、100年以上の間、代々受け継がれてきた住まいの再生プロジェクトです。

定年を迎えて第二の人生を送る暮らしの場としての住宅性能アップとともに、窓から見えるお庭の風景や漆喰壁、古い建具装飾など思い出深い住まいの面影や佇まいを継承すべく、丁寧に進めてきました。

Sさんからの主な要望は、夫婦ふたりで暮らすには広すぎる空間を変えてほしいということ。また、古民家ならではの「暗い・寒い・天井が低い・使いづらい」といった問題を改善することでした。

この課題解決にあたっては、南北にある庭に開いた既存窓を有効に活用して太陽の光を部屋のなかへ取り入れることを軸にプランを検討。2階床を思い切って減築、建具や間仕切り壁で仕切りのないワンルーム空間を提案しました。

身体への負担を軽減するため、寝室とトイレの生活動線、キッチンと水廻りの家事動線を短くコンパクトにまとめるなど使い勝手にも配慮してのプランです。

また、冬の寒さ対策として開口部および断熱材の全面改修を行いましたが、これには「高性能建材による住宅のリフォーム支援事業(断熱リノベ)」による補助金を活用しています。

夫婦ふたりで暮らす家。どこにいてもお互いの気配を感じられる空間で、いつまでも仲良く、ゆったりと贅沢な時間を過ごせる「大分の終の住処」となることを願っています。

家族構成
夫婦二人
構造規模
木造2階建て伝統工法
用途
専用住宅
延床面積
188.27㎡(56.95坪)
設計監理

建築デザイン工房kocochi空間

photograph
Techni Staff

FORZAコメント

ご夫妻がフォルツァに初めてお越しになったのは、2018年2月のこと。
旦那様が定年退職される3年後、老後の住まいづくりを目標にご来社くださいました。

旦那様が受け継がれた築100年以上の古民家は、沢山の思い入れが詰まった大切な宝物。
そのため建て替えてしまうのではなく、夫婦ふたりで快適に過ごせるバリアフリーな住宅に生まれ変わらせて欲しいとの気持ちでお申し込み頂きました。

老後の事を考えて、生活動線はもちろんのこと掃除やメンテナンスのしやすさにとことんこだわり、さらなる本質的な住みやすさを追求した結果、減築にまで踏み切りました。

本好きの旦那様は、造作の本棚をオーダー。
インテリア好きな奥様は、ネットを活用してアンティークなステンドグラスや組子を自らの手でお取り寄せ。
おふたりとも、大変積極的に住まいづくりに取り組んでいらっしゃいました。

現代とは違う伝統工法の仕組みに四苦八苦しながらも、様々な専門家のヘルプや補助金の力を得て、ついに2021年2月ーS様ご夫妻の『終の住処』が完成致しました。

「自分らしい」を自分たちのペースで楽しむ、令和の古民家。
Sご夫妻のこれからの人生が、ますます素晴らしいものになりますよう願っております。