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土地の購入に必要なお金

土地探し

2022.01.24

「子どももそろそろ大きくなってくるし、家でも建てるかなぁ・・・。」と考えはじめたあなた。家づくりを具体的に進めるにあたって、まず考えなければならないのは、以下の2つではないでしょうか。

①予算(いくら位必要になるのだろう?)
②土地取得(希望エリアはどこ?買うのにいくらかかるの?)

①の予算については、まず家を建てようと考えている人のほとんどが“住宅ローン”を活用されると思います。(えっ?あなたは現金一括?!う、うらやましい・・・)

そのときに、「いくら借りるか・借りることができるか?」は人それぞれ違いますね。さらに金融機関によっても「いくら貸せるか、そのときの金利はいくらか。」など、その回答は違ってきます。

今回は②の土地取得についてのお話です。

『土地』って、土地の代金と消費税を払えば買えるんじゃないの?

そう思われる方は意外と多いのですが、まず土地の売買は“非課税取引”ですので消費税の課税の対象になりません。

気を付けなければならないのは、表示価格の他にもいろいろとお金が必要だということです。土地購入予算として1,000万円を予定していた場合、そのまま表示価格1,000万円の土地を検討するのは・・・ちょっと待ってください。

土地購入に必要な費用

大まかですが「土地を購入するために必要な費用」は、次のようになっています。

★土地代金
その土地の“売買代金”です。

★不動産仲介手数料
土地売買の際、不動産屋さんを介した場合は“仲介手数料”を支払います。

★所有権設定費用
土地や家屋を取得すると、「これは私の物です(キリッ」という自分の権利を確保するために“所有権の保存登記・移転登記”をしなければなりません。この登記は司法書士に依頼するのが一般的ですが、そのときに“登録免許税”という税金と司法書士への報酬が必要となります。

★固定資産税
土地や家屋を所有していると掛かってくる税金です。所有している間は毎年掛かってきます。毎年1月1日時点の所有者に掛かってくるので、土地購入のときは売主さんとの間で日割り計算し、精算することになります。

★住宅ローン関係費用
住宅ローンを利用する場合に金融機関へ支払う手数料です。その他に抵当権の設定登記(「購入する土地・建物をローンの担保として設定しますよ。」という登記)に掛かる“登録免許税”も必要となります。ただ、この登録免許税には軽減措置があり、手続きを行う司法書士が確認してくれます。

★その他
売買契約を交わすときに作成する契約書や住宅ローンの契約書には印紙を貼らなければなりません。いわゆる“印紙税”です。

このように土地を購入するときに必要なお金にはさまざまなものがあります。だいたいの目安ですが、売買価格の約10%程度を別途諸費用として考えておくとよいでしょう。

一人では大変だけど…相談できる所があると安心

土地を購入するときに必要なお金について簡単にお話ししましたが、取得した後にも“不動産取得税”や“固定資産税”などの税金が掛かります。また、“所得税”に関しては「住宅ローン控除」の適用もあります。(これには控除が受けられる住宅の要件を満たす必要があります。)

こうしてみると土地を購入するのはなかなか面倒かもしれませんが、これをクリアすることが「理想の家」を手に入れる第一歩になります。

「なんだか家を建てるのって大変そうだなぁ・・・。」「どうしたらいいの?」「何から始めればいいの?」と困った時は、どうぞお気軽にご相談ください。フォルツァでは土地探し、資金計画、設計・施工など、あなたの家づくりに関するすべてをサポートいたしております。