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建築家と建てる家は高いのか?

建築費用

2022.01.24

建築家で家を建てるとハウスメーカーで建てるよりも「費用が高くつく」というイメージを持たれている方は少なくありません。たしかにテレビや雑誌で紹介されている建築例の中には、一般の住宅などと比較して遥かに高額な家が紹介されている事はあります。

高い安いの基準は人それぞれですが、建築家に設計を依頼して家を建てた場合でもハウスメーカーの住宅と同等のコストで建築する事って実は可能なんです。次の表でモデルケースを見てみましょう。

建築家との家づくり 総予算費用のモデルケース

※土地の価格、敷地の状況、建物の構造、床面積、仕様、また、住宅ローンの内容等によって金額は変わってきます。

Case1:Aさんの場合

・家族構成:30代ご夫婦、子ども2人
土地なし
・木造2階建て
・延床面積:30坪程度
建物予算 15,750,000円
付帯工事予算 1,680,000円
諸費用 3,395,000円
土地購入費用 8,581,000円
その他諸費用 250,000円
合計(総予算) 29,656,000円

Case2:Bさんの場合

・家族構成:30代ご夫婦、子ども1人
土地あり
・木造2階建て
・延床面積:37坪程度
建物予算 23,310,000円
付帯工事予算 3,780,000円
諸費用 4,765,000円
土地購入費用 0円
その他諸費用 250,000円
合計(総予算) 32,105,000円

Case3:Cさんの場合

・家族構成:40代ご夫婦(二人暮らし)
土地あり
・木造2階建て
・延床面積:41坪程度
建物予算 34,440,000円
付帯工事予算 3,255,000円
諸費用 6,365,000円
土地購入費用 0円
その他諸費用 330,000円
合計(総予算) 44,390,000円

上記でご紹介した総予算費用はあくまで実際の実例に基づいたシミュレーションですが、ハウスメーカーで一般的な住宅を購入した場合の金額を思い浮かべると、そこまで飛び抜けた金額の差はない事が感じ取れるのではないでしょうか。

余談ですが、下記の表は一般的な家づくりにかかる総予算費用の内訳例です。家づくりの見積もりはざっくりと項目がまとめられている事があります。それぞれの費用にどんな内容が含まれているのかをある程度知っておく事は大事ですので、ぜひ参考にしてみてください。

家づくりにかかる総予算費用の主な項目(例)

建物費用

仮設・基礎・木工事・屋根・樋工事・左官・防水工事・石・タイル工事・鋼製建具・木製建具・ガラス工事・塗装・外装・内装工事・家具工事・雑工事・電気設備・給排水衛生設備・調・換気工事・現場管理費・諸経費

付帯工事費用

解体・整地工事
更地であれば解体費は不要です

地盤改良工事
地盤調査の結果、良好な場合は不要です

給排水引き込み工事
水道及び下水道の道路からの引き込み工事が必要な場合

照明器具
照明器具にかかる費用です

カーテン工事
カーテン・ブラインドにかかる費用です

空調機器・床暖房工事
量販店でエアコンを購入・設置する場合は建築費とは別に費用を考えておきます

造作家具工事
作り付けの家具等の費用です

外構・造園工事
玄関アプローチ・門扉・塀・植栽・カーポート等の費用です

太陽光発電システム
太陽光発電システムを設置する場合にかかる費用です

警備(セキュリティ)システム
セキュリティシステムを設置する場合にかかる費用です

諸費用

サポート料
フォルツァ北九州オフィスにお支払いいただく、お客様サポート料です(※サービスご利用の場合)

設計監理料
建築家の設計料及び現場監理料(およそ建築費の10%が目安となります)

地盤調査費用
敷地・地盤に関する調査費用

申請費用
建築確認申請・現場審査申請費用

税金
印紙税・不動産取得税 等

登記費用
表示・保存・抵当権設定・滅失 等

保険料
火災保険・地震保険

住宅ローン費用
銀行手数料・ローン保証料・つなぎ費用 等

土地購入費用

土地代金
購入される土地の代金です

税金
印紙税・不動産取得税 等

登記費用
所有権移転・抵当権設定 等

ローン費用
ローンで購入する場合に必要な費用(銀行手数料 等)です

不動産仲介手数料
不動産仲介業者に支払う手数料です

その他費用

祭事費用
地鎮祭・上棟式等の費用です

仮住まい・引越し費用
建築中に仮住まいしなければならない場合や引越しにかかる費用です

家具調度品
置き家具・家電製品等の費用です