家づくり体験記

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  4. 土地はタナボタ

season 3
土地はタナボタ

  1. 土地探しはインターネットで

    2010年9月

    以前は「福岡不動産連合帯」をよく見ていたが、具体的に土地探しを始めてからは、いろんな総合サイトをみた。主な利用サイトは宅建協会の「ふれんず」と、gooの「住宅・不動産」。どちらも地図から探せるうえ、情報量が多くて使いやすかった。

    よさそうな物件があると、物件案内をメールや郵便で取り寄せる、見に行く、の繰返し。西は二丈から東は宗像、南は太宰府まで100箇所ばかりというのは少し大げさだけれど、そのくらいは見て回った。活躍したのは、昭文社の「街の達人 福岡 便利情報地図」と、ガーミンの「nuvi900(カーナビ)」。どちらも今は売られていないが、不案内なところを車で回るのに重宝した。

    この間フォルツァには、目ぼしい土地の情報を寄せてもらったり、「これは!」と思った土地の値引交渉や周辺の環境調べなど、ずいぶん助けてもらった。なんせ予算が限られているので、条件に合った土地を手に入れるのがなかなか難しい。

  2. よさそうな土地を発見

    2010年9月

    F市の土地を見に行く。不動産業者からもらった物件とフォルツァより寄せられた物件、計5箇所ばかり。いずれもピンとこず…今度もダメか。

    不動産業者からの物件の郵便に一緒に入っていた別の土地が近くにあったので、まあ、ついでにとダメ元で寄ってみる。この土地は予算内に収まる売値だが古屋付きとあったので、ちらっと一枚紙の情報を見ただけで放って置いたもの。実際に行ってみると(建物の)前面全部が接道し、広さも十分。周辺の環境も良さそうに思えた。物件情報を見ると…

    『更地渡し』

    と書いてあるではありませんか。値段が安いので何か裏がありそうだけど、早速フォルツァに連絡。とりあえず不動産屋さんを抑えてもらう。

  3. 不動産業者と立ち会い

    2010年9月

    不動産業者と待ち合わせ。快晴で気持ちのよい日。フォルツァもメジャーを持ってきて立ち会ってくれた。

    青木社長に頼って境界と諸条件を確認。更地にするのがもったいないような立派な庭木がたくさんありました。後のことはフォルツァがやってくれることに。
    帰りに青木社長の案内で建築中の家を見る。サポート実例の「M House」だ。

    この家の建築家は高田さん。完成間近だったが建築中の家を見るのは初めて。帰り間際に建て主さんの若夫婦がこられ、チラっとお見かけした。ちいさなお子さんを抱かれて、うれしそうだった。

  4. 買付証明を出す

    2010年10月

    フォルツァが不動産屋さんで契約条件を確認してくれ、買付証明なるものを出すことに。ひな形が届く。また、市役所や周囲の聴き込みもフォルツァがしてくれ、特に問題はないことを確認してもらった。心配りをしてもらい、購入する決心をするのに大変助かった。

    結局、取得した土地は「海を眺め、港の音を感じながら暮らしたい」という当初の希望から、想定する将来の生活条件にいろいろ変化があってこれを取り下げたので、あまり眺望がよくない。
    ただ、建築地を決めたり住宅を設計する時は『その場所で将来どういう生活をするのか』という“想定”が大切だと思う。私の場合は、年齢的な事や家族の環境変化などを考えて、土地は生活の便利さを、住宅はアプローチのバリアフリーまで取り入れることにした。

    当初の希望とは違うけれど、落ち着いた環境で日常生活には大変便利。 まあ、(夫婦の)力関係は別にして落ち着くところに落ち着いた。円満解決といったところ。ちょっと難点は、お年寄りの街で、住んだときに町内のお世話をしなくちゃいけなさそうなことくらい。
    土地の契約までチェックしなければならないことは多々あったけど、うっかりすると見逃すようなこともフォルツァが頼りになって心強かった。

  5. 重要事項説明書と売買契約書の内容を確認する

    2010年10月

    重要事項説明書と売買契約書のひな型がメールで届く。一応フォルツァでも見てもらったが、内容は問題ないとのこと。私も確認。重要事項説明書に、航空法と文化財保護法のことがあったので、内容確認を依頼する。

    なお、先立ってフォルツァに値引き交渉をしてもらい、なんぼか安くなった。重要事項説明書と契約書の記載事項は宅建業法で決められている。宅建の勉強でもしてみようかな。

    後日、航空法と文化財についての確認内容結果がフォルツァより知らされる。どちらも住宅建築の場合は問題なさそうである。また、契約書のひな形を確認してもらった。

    いよいよ契約が目前だあ。

  6. 売買契約をした

    2010年10月

    不動産屋さんでフォルツァ同席のもと契約。 売主と初顔合わせ。
    契約は宅建業法に則り、重要事項の説明と確認の捺印、契約書の説明、捺印と淡々と終わる。 登記を頼む司法書士への支払い、不動産屋さんへ手数料の半金を支払い後、銀行にて売主への支払いを済ます。

    その後、不動産屋さんと現地へ。
    フォルツァが不動産屋さんに更地後の保全処置などを要求。 契約が終了した。

    あとは登記が終われば、はじめての所有土地に。
    なんとなくドキドキ…。